現代科学と開かれた未来(ジョン・ポーキングホーン)

今年になって名古屋の大学の非常勤講師としてキリスト教について教え始めました。その中で「キリスト教と科学」という主題について話をする機会があり、準備のために読んでいた本の中で、イギリスの物理学者・神学者ジョン・ポーキングホーンが神と未来について興味深いことを言っている箇所に出逢いました。 続きを読む

神の愛への招き

舟の右側』の6月号が届きました。1月号から6回にわたり、「鏡を通して見る――不確かさ、疑い、そして信仰」と題して連載をさせていただきました。

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このブログでも取り上げたグレッグ・ボイドピーター・エンズなどの考察も紹介しつつ、不確実性や疑いを信仰者としてどう考えるかということを拙いながらも書かせていただきましたが、一貫して主張してきたのは、不確実性や疑いを持つことは信仰の弱さのしるしではなく、正しく付き合っていくなら、信仰のさらなる深みに導いてくれる友である、ということです。逆に、疑いや不確実性を悪として徹底的に排除していこうとする時、私たちの信仰は不健全で非聖書的なものになっていきます。なぜなら、その時私たちが信仰の土台としているのは、神との生きた人格的関係ではなく、「この自分の揺るがない信仰」であり、「神についての確実な知識」であるからです。

ところで、疑いにも二種類あるような気がします。 続きを読む

バイオロゴス・カンファレンス・レポート(クリスチャン新聞)

3月末に参加したバイオロゴス・カンファレンスについて、クリスチャン新聞の依頼で執筆したレポートが、5月21日号に掲載されました。同紙の許可を得て、その内容をブログでも掲載します。先に投稿した記事とも部分的に重なりますが、興味のある方はお読みください。

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バイオロゴスのデボラ・ハースマ代表による講演

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N・T・ライト著『使徒パウロは何を語ったのか』について

いのちのことば社から出版されたN・T・ライトの『使徒パウロは何を語ったのかについて、同社の月刊誌『いのちのことば』6月号に短い紹介文を書きました。これは「聖書を掘り下げる――豊かな福音理解を求めて」という特集の一部で、岡山英雄先生によるリチャード・ボウカム著『聖書と政治』の紹介記事とともに掲載されました。字数の関係で本格的な書評という形では書けませんでしたが、これをきっかけに多くの方々がこの本を手にしてくださることを願っています。

その原稿を、同誌の許可をいただいてブログにも掲載します。

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藤本満師による公開講演会

このところ多忙によりブログの更新ができていませんが、来週5月16日(火)に名古屋で行われるイベントについてお知らせします。

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福音主義神学会中部部会では、毎年5月に部会外から講師をお招きして、公開講演会を開催しています。昨年は鎌野直人先生をお迎えして、旧約聖書における「福音」の概念について語っていただきました(こちら)。そして今年は藤本満先生を講師としてお迎えできることになりました。 続きを読む