しばらくブログの更新を怠っているうちに、もう12月になってしまいましたので、今年一年の活動を振り返ってみたいと思います。
『福音と世界』新約釈義連載(ルカ福音書)
こちらの記事でも書きましたように、『福音と世界』誌で釈義の連載を仰せつかりました。最初はいつまで続くかという思いでやっていましたが、なんとか一年終えることができて感謝しています。
聖書釈義は終わりのない営みで、やろうと思えばどこまでも深掘りができる世界です。どこまでやってもやり切ったという感覚を得ることができないので、毎回「もっとできたのではないか」という後悔の念とともに原稿を提出しています。けれども、逆に定期的な締切があることで区切りをつけて前に進んでいくことができるのはありがたいことです。何よりも、個人的に最も思い入れのあるルカ福音書の釈義に心ゆくまで没頭できるのは無上の喜びです。毎月数節というカタツムリのようなスピードで進めていますが、来年も楽しみながら取り組ませていただきたいと思います。
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