Eshet Chayil(勇気ある女性)

5月4日にレイチェル・ヘルド・エヴァンズが37歳の若さで亡くなりました。彼女がここ2週間ほど昏睡状態に陥って危険な状態にあったことは知っていて祈っていましたが、それでも彼女のあまりに早い死に大きなショックと悲しみを覚えました。

過去記事()でも取り上げたように、私は長年彼女のファンでした。彼女のブログをフォローし、新しい本が出るたびに手に入れて読んできました。

レイチェルは私の個人的知り合いではありませんでした。実際に会ったことはもちろん、メール等でのやりとりをしたこともありません。けれども、作家であれミュージシャンであれ、自分が賞賛し、そのアウトプットをリアルタイムでいつも楽しみにしてきた同時代人の死に触れる時、個人的な知り合いの死とはまた違った独特の悲しみと喪失感があります。最近読んだある本で、それは、もしかしたらその人物と持つことができたかもしれない友情が失われる切なさであると書かれていて、深く納得しました。ユーモアと機知に富んだ彼女の文章にもう触れることができないと思うと、とても寂しい気持ちです。

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ピーター・エンズ著『聖書は実際どう働くか』(1)

このブログでもたびたび取り上げてきた人物に、アメリカの旧約聖書学者ピーター・エンズがいます(たとえばこの過去記事を参照)。私は彼の著作からいつも大きな刺激を受けています。今年の2月に出た最新作How the Bible Actually Works(聖書は実際どう働くか)も早速読んでみましたが、期待に違わぬ充実した内容でしたので、紹介してみたいと思います。

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Image from peteenns.com

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『聖書信仰とその諸問題』への応答6(藤本満師)

その1 その2 その3 その4 その5

藤本満先生によるゲスト投稿シリーズ、第6回をお送りします。

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6 説教と聖書信仰

前回、言葉はそもそも「記される前に語られるもの」であることを論じました。聖書においても、「神は言われた」とあるように、記された言葉がはじめは語られた言葉であったことを示している箇所がいくつもあります。

当然その次に、記された神の言葉は語られます。つまり説教です。そこで説教の意義が、「聖書信仰」の世界でも十分に考慮されなければならないことを今回は論じてみようと思います。 続きを読む