ルカ文書への招待(1)

今年の12月に米国カリフォルニア州で行われるEquipper Conference 2016(EC16)の講師としてお招きを頂きました。これは以前もご紹介したことのある、JCFNが主催しているものです。集会について詳しくはこちらをご覧ください。

集会では4回にわたって、ルカ福音書から聖書講解をさせていただきますが、それに先立って8回シリーズで、ルカについての入門的コラムを書いて欲しいと依頼されました。それを通して参加者が講解で扱われる聖書箇所だけでなく、ルカ文書全体により親しみ、理解を深めることが目的です。

EC16ではクリスチャンになって間もない参加者もおられますし、字数も限られていますので、コラムではごく基本的な内容を簡潔に書いていきたいと思っていますが、こちらのブログでは、その内容をJCFNの許可をいただいて掲載させていただいた上で、そこに補足的な内容も加えて書いていきたいと思っています。 続きを読む

創造という愛の狂気

最近、シモーヌ・ヴェイユ(Simone Weil:フランス語では「ヴェイ」と発音するらしい)の生涯と思想に心を惹かれて、折に触れてその著作を少しずつ味読しています。彼女は第二次世界大戦中に34歳の若さで亡くなったユダヤ系フランス人で、哲学者・政治活動家・神秘主義者でした。生前に出版した著作は多くはなく、無名に等しい存在でしたが、死後彼女の遺稿が次々と編集・出版され、多くの人々に影響を与えてきました。 続きを読む

世代から世代へ:現代イスラエルのメシアニック賛美

その後、わたしが見ていると、見よ、あらゆる国民、部族、民族、国語のうちから、数えきれないほどの大ぜいの群衆が、白い衣を身にまとい、しゅろの枝を手に持って、御座と小羊との前に立ち、 大声で叫んで言った、「救は、御座にいますわれらの神と小羊からきたる」。(黙示録7章9-10節)

私は、さまざまな言語、スタイルで神を賛美する音楽を聴くのが好きです。世界には実にさまざまな言語、種類の音楽があり、それは神が造られた世界の多様性、神の美の多様性とともに、上の黙示録の箇所にあるような、神が贖われた民の多様性を実感させてくれます。

今回は現代イスラエルのメシアニック・ジュー(ナザレのイエスをメシアと信じるユダヤ人)によるヘブライ語の賛美を紹介します。 続きを読む