オープン神論とは何か(1)

昨年、グレゴリー・ボイドの著書Benefit of the Doubt(『疑うことの益』)を取り上げて、「確かさという名の偶像」という25回シリーズで紹介させていただいたことがあります(最終回の記事に、過去記事へのリンクが貼ってあります)。これによって、恐らく日本で初めて、ボイドの神学的主張をある程度まとまった形で紹介することができたのではないかと思います。

これから何回かにわたって、ボイドが支持するある神学的潮流に光を当てていきたいと思います。それはopen theismと呼ばれるものです。これは日本ではまだ定着した訳語がなく、「開かれた神論」などと呼ばれることがありますが、このブログでは「オープン神論」と呼んでいきたいと思います。 続きを読む